双子は可愛さに癒される反面、出産前から不安なことも多いですよね。
産後しばらくはヘロヘロな体でこなす2人分の育児に「時間がない」「寝れない」「辛い」と思うことがあると思います。
余裕がないと赤ちゃんの泣き声さえ辛くなってしまいます。育児を楽しむために、少しでも自分に余裕を作りたいですよね。
双子育児を楽にするポイントは「授乳のタイミング」です。
ミルクでも母乳でも関係なく、いつでも始められる、とてもシンプルな方法です。
この方法は双子に限らず、授乳中の方のお役に立つ情報かと思います。
では、さっそく授乳のコツについてお話ししていきます。
\ Pointはこれだけ /
双子の授乳は「同時」に行う
結論からお伝えすると……
双子の授乳のポイントは「同時授乳とタイミング」これだけです。
基本的に2人同時に授乳をします。
ミルク・母乳・混合など、どんなスタイルでも同様に。もし1人が寝ていても、優しく抱っこして起こして授乳をします。
一般的には「赤ちゃんが泣いたら授乳をしましょう」と教わることが多いです。しかし双子の場合は、泣いてから対応するのでは、とてもお世話が追いつきません。
では、赤ちゃんがお腹が空くタイミングに同時授乳をするにはどうしたらよいでしょう。
それには赤ちゃんの生理的な生活リズムを理解していなければいけません。
次は、赤ちゃんの生活リズムを簡単に説明します。
赤ちゃんの生活リズム
生後間もない赤ちゃんの1日の睡眠時間は16時間前後。2〜3時間の睡眠と45分ほどの覚醒(起きている時間)を繰り返します。
生後3ヶ月頃までは、昼夜のリズムがありません。
つまり3ヶ月間は、24時間体制で2〜3時間おきに授乳と睡眠をくりかえす生活になります。
では、なぜ同時授乳がキーポイントなのでしょうか。
ここからは、同時授乳をするメリットについてお話ししていきます。
双子の同時授乳メリット1
「同時に寝てくれる」
生後間もない赤ちゃんは「起きている時間=ほぼ授乳時間」となり、授乳後おなかが満たされると眠りにつきます。
つまり同時に授乳をすれば、
ふたりの睡眠のリズムが一緒になります。
ふたりが同時に寝てくれれば、その間にママも休むことができるのです。
実際に筆者もこの方法を実行して、ある程度の睡眠時間を確保しながら、双子を含む3人の育児と家事を両立させることができました。
いろいろと試行錯誤して見つけた結論です。
赤ちゃんの生活リズムを理解し、寄り添いながら時間管理をすることで、余裕ができ、子育てライフを楽しむことにつながると思います。
ママは昼夜関係なく赤ちゃんのお世話をするため、産後しばらくは睡眠不足の状態が続きます。この辛さは実際に経験するまで理解するのが難しいですよね。
睡眠は体力回復や免疫力のUPのために、とても重要です。産後しばらくは少しでも休める時間を確保し、心身の健康を保つことを心がけましょう。
双子の同時授乳メリット2
「一緒にお腹が満たされる」
双子育児でよくあるのが、赤ちゃんが2人同時に泣いてしまうこと。
ママ一人の時は、首の座らない赤ちゃんを同時に抱っこすることはできません。
でも日常的に同時授乳に慣れていれば、普段の要領で2人の欲求を一緒に満たしてあげることができます。
お世話をしている時に、泣き声を聞き続けるのは辛かったので、これはお互いにとって大きなメリットと言えます。
まとめ
赤ちゃんの生活リズムを理解し、授乳のタイミングを管理できると、双子育児をぐんと楽にしてくれます。
とはいえ赤ちゃんも、毎日同じスケジュールとはいきません。
泣くことが多い日は「疲れているのかな」「お腹の外の環境に慣れようと頑張っているな」と優しく寄り添ってあげましょう。
今すでに睡眠時間すら確保ができず「もう限界」と思っている方は、ぜひ試してみてくださいね。
これからも著者が学び、試行錯誤してきた「子育てを楽しむためのコツ」や「辛い時期の乗り越え方」なども発信していきます。
日々育児を頑張っている、あなたのお役に立てたら嬉しいです。
thanki-さんき-